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2007年8月11日 (土)

『レミーのおいしいレストラン』

ディズニー帝国の一部になってしまった「PIXER」の最新作、
レミーのおいしいレストラン』を観てきました。

ネズミが味にうるさかったり、料理をしたとしても、
ディズニー印の映画なら、何の不思議も無いのですが。。。。
、、が、見た目も、そして質感までも(笑)本物のネズミだったりするというのは、
立場(資本関係)が違ったら、かなり辛辣なパロディーになる作品でしょう。
実際、ミッキーマウスが料理をするのは面白いですし、
TDRのホテルには、彼がシェフを務めるレストランもあって、
これがなかなか予約が大変だったり。。。(*^^)
ところが、同じアニメのキャラクターなのに、
本当に「ねずみ色」をして、尻尾まで妙にリアルだと、やはり「違和感」があるものです。

それに、妙にリアルなネズミが、煮えている鍋の縁に立ったりするのもなぁ・・・

と、若干、引き気味で書きましたが、さすがはPIXER面白い映画でした。

ネズミの「レミー」くんがどうであれ、この映画には、
「最高に面白い映画を、物語を、作りたい」
という、とても素直で強烈な制作者達の欲望が満ちていると感じました。

物語が伝わるには、その物語の面白さも大切ですが、
その物語を信じさせる工夫、いわゆるリアリティが、大切なのですね。
この『レミーのおいしいレストラン』には、その工夫がいっぱいなのです!
たとえば、上にリンクを貼った公式ページで見られる10分のSpecial映像の中でも、
レミー君が鍋の火力を弱める描写が出てきます。
これは「スープは微笑むように作れ」という言葉もある程の料理の基礎。
この何気ない描写が、
「本気でスープを復活させる」というレミーの意気込みを表現していますし、
なにより、制作者達が「美味しいスープの作り方」を知っている事が分かる。
ほかにも、ハーブを手で揉んでから投入するなんてのは、実に上手い描写です。

私が好きなワインの取り上げ方も愉快。
パンフレットにも書かれてる「シュヴァル・ブラン1947年」とか、
「ラトゥール1961年」は、まさに垂涎の1本ですし、
イーゴが空ける2本のワインは、年号不明ながら「ラフィット・ロチルド」で、
これだけで、4人分の食事代ぐらいになるでしょうね。。。

さて、そのワインを2本も空けちゃう「料理評論家イーゴ」ですが、
この映画の中で、本当に「まとも」なのは、彼だけなのでは無いでしょうか?(笑)
少なくとも、私は、ああいう(精神をもった)人物になりたいと、切に、思いました。

邦題は『レミーのおいしいレストラン』ですが、原題は『ラタトゥーユ』。
みかん星人も大好きな料理なのですが、これは本当に難しい。
野菜の旨みと、ハーブの香りと、絶妙な塩加減で構築された「ラタトゥーユ」は、
本当に、何もかも忘れて「食べる」という快感に溺れていたくなります。
数ある料理の中からこれを選んだという事も、制作者達の力を感じますね。

そうそう。。。字幕版を観たのですが、
女性シェフ・コレットの発音は、あれはフランス訛なんでしょうかね?
「コレット」というと「少女コレット」というレミゼを題材にしたアニメを思い出しますが、、、

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