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2007年7月11日 (水)

『ザ・ヒットパレート ~ ショウと私を愛した夫』 @ ルテアトル銀座

みかん星人最愛の女優さんが堀内敬子さんであることは何度も書いてきました。
今年は『ハムレット』と『コンティダント・絆』を観ましたが、
どちらも「堀内敬子の魅力全開」の舞台で、特に『コンフィダント・絆』での堀内さんは、
「この舞台は、堀内敬子が居なければ、堀内敬子でなければ、成立しない」
という程の舞台だったと思います。
 (その割りに、それ故に、ここに感想記事を書いてないのが困ったもの・・・)
 (その『コンフィダント・絆』は「第15回読売演劇大賞」の候補作だとか。。。)

さて、この『ザ・ヒットパレード』も、堀内さん目当てでチケットを取ったのです。
あとは「RAGFAIRが出ている」というのを知っている程度。
で、昨日テレビで初日の模様が放送されているのを観て、ようやく、
「あー、、、戸田恵子さんが主演なんだ」と知ったのであります。。。。

実は、みかん星人の精神を「舞台の魅力」に絡めとった原因こそ、
「劇団薔薇座」の看板女優だった戸田恵子さんその人なのです(笑)
10代の私が戸田恵子さんを観ていなかったら、堀内敬子さんにも出会えなかった。
その二人が同じ舞台に立っていたわけです。

はい、大満足の舞台でした。。。

渡辺プロダクションが『ザ・ヒット・パレード』という番組で成功するまでの【一幕】は、
「ミュージカル・プレイ」というよりも「音楽劇」という雰囲気があって、
つまり「歌」にメッセージを求めず(込めずに)唄う事で、
「昭和歌謡」の華麗さを背景にした素敵で楽しい舞台にになっていました。

続いて、「凋落」とは無縁ではあるものの、「終焉」に向かって進む【二幕】は、
「歌が物語を綴る」という正に「ミュージカル」仕立てになっていて、
宮川氏のオリジナル『エニシング・コーズ』が実に見事。

テネシー・ワルツ』の時にも感じたけれど、
戦争が終わるというのは、経験したくないが、凄い変化なのだろうなぁ。。。
冒頭、RAGFAIRが見事に戦争を終わらせる演出があり、
そこに『ムーン・ライト・セレナーデ』が流れてくると、
知りもしないのに終戦直後の東京を感じるのだから、面白い。

そう、でも、この舞台、正直言って物語は面白くない(笑)
「伝記」としては説明不足だし、フィクションとしては小難しい。
けれど、ともかく全編を通して、終焉を迎えるときでさえ、楽しい舞台なのです。
で、その「楽しさ」そのものが、渡辺プロダクションの資質であり、
つまりは「渡辺晋」という男の魅力であったと分るようにできているわけ。
「単純で楽しいミュージカル」が好きなみかん星人が求めている舞台でした。

さて、先ずは戸田恵子さん。。。やはり、この人の声は魅力的!
太く、力強いのに、微妙に甘くて透き通っている声。
20年前に劇団薔薇座の『スイート・チャリティー』で痺れた声と同じ(笑)
それに、早口も健在で、一幕の前半では唖然とさせていただきました。

そして、お目当ての堀内敬子さん。。。
ダンスでの指先の美しさは言わずもがな、ステッキを持つ手の麗しさも完璧。
そして一幕エンディング、
怒涛のメドレーの中にソロで歌う『君をのせて』のはずらしいこと!
あの数フレーズを聴くためだけに通っても良い!と、本気で思いました。
 (良かったよ、、、忙しくて。。。)

最後に、渡辺晋氏を演じた原田泰造くん、、、お見逸れしました。
確かに「上手い」と言える歌ではありませんでしたが、
独特の声と、包容力を感じさせる芝居は、とても上手かった。
特に夢を語るときの「間」がとてもよかった。

そして、升毅さん、、、「アギト」のお父様だったのですね。。。恰好よかったです(^O^)

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