『ウィケッド』 @ USJ
さて、「演劇鑑賞日記」というカテゴリーで良いのかどうか(笑)
ともかく、劇団四季が総てを日本語にして上演する2ヶ月前、
USJにある、ところどころ英語の『ウィケッド』を観にいってしまいました。
そう、この出発点に立って、エメラルドシティーへ。。。。
到着したのは、微妙に平面的なエメラルドシティ。
2006年7月にUSJのアトラクションとして始まった『ウィケッド』。
劇団四季の製作発表会でプラット氏が話していましたが、
もともとは映画として企画された物語で、
紆余曲折の末、ユニバーサルが出資してミュージカルとして誕生したのです。
ですから、USJに登場したわけですし、
「30分のダイジェスト版」にするという大胆なこともできたわけです。
で、そのダイジェスト版ですが、登場するキャラクターを三人、
エルファバ&グリンダ&オズの魔法使いに絞った事で成功していますね。
時間の流れも上手くて、「もっと観たい」「総てを知りたい」という、
まさに映画の予告編のような感じです(笑)
(褒めてますよ、、、予告編の方が面白い映画も少なくないですから)
開演まで聞こえている時計の音と、緞帳(?)に描かれたクロノグラフが、
時間好きのみかん星人を刺激します、、、が、このクロノグラフ、
よくみると13時まであるんだすねぇ。。。なるほど、、、、高田馬場みたいだ。
観終わって、やはり「歌」の凄さに圧倒されていました。
群舞が楽しい『One Short Day』に始まって、
エルファバの夢が唄われる『The Wizard and I』と、
グリンダの性格が上手く表現された『Popular』の対比の妙。
特にこの『Popular』は演技力が要求されるので、難しそう。。。。
そして、ダイジェスト版なのに痺れるほどに感動する『Defying Gravity』!
(Gravityとは「重力」と「まじめさ」の事でDefyingとは「ものともしない」といった意味)
仕掛けとしては思ったよりも単純なのですが、
(トニー賞の授賞式でみた時には、もっと不思議な感じだった(笑))
やっぱり、あの瞬間は、全身が痺れますね。。。
あと2ヶ月で、総てが日本語になって汐留に現われるのですが、
本当にもの凄く楽しみです。。。あの人も、出てくれるともっと嬉しいなぁ。
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