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2007年2月 2日 (金)

『コンタクト』 @ 秋劇場 その2

今日は、バック・ステージ・ツアー(424名参加)があったからか、
役者さんの熱が凄いステージでした!

内容の前に、とりあえず某所にあるこの画をご覧ください。。。

Fragonardjpg  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の白眉は、青いドレスの女・坂田さんでした。

第二幕は、
『コンタクト』の中でひとつだけの「アン・ハッピーエンド」エピソード。
「ミュージカル・プレイ」全体を見渡しても、こういうエンディングは珍しいですね。
で、この日の青いドレスの女は、本当に最後に逝ってしまいました・・・
ブロードウェイで観たときには、このラストシーンでの演技が余りにも凄く、
まるで『L.A.コンフィデンシャル』のケヴィン様のような消え方だっのです。
四季の舞台で、ようやく、あのレベルの逝きかたを見せてもらいました。

で、そんな二幕に登場するのが、
全編を通して唯一の「音楽が聞こえていない人」青いドレスの女の夫です。
そう、、、彼・夫だけが、この演目の中で音楽と無縁なのです。
この事に気が付くと、『コンタクト』はもっと深いところまで読めるようになります。

コンサートにいって、例えばサザンのライブにいったりして、
見ず知らずの人と一緒に騒いだり、踊ったりは、ちょっと気持ちの良い時間です。
もちろん音楽に限らず、芝居を観ても似たような連帯感はありますが、
音楽が感じさせてくれる連帯感」は強烈です。
で、この二幕、、、妄想の中ではありますが、
「夫に虐げられているあたしを理解し、そして開放してくれる人達との連帯感
が、音楽とダンスを通じて明快に描かれているわけです。
もちろん、それが幻覚だったとわかり、彼女の心は死んでしまうのですが。。。

さて、こうして「連帯感」という「係わり合い=コンタクト」が、
自分の内側に在ったのが二幕でした。
その「連帯感・係わり合い」が自分以外の周囲にあり疎外感を味わうのが、三幕。
言ってみれば、サザンを知らない人が、サザンのライブに迷い込んだ感じ(笑)
でも「死ぬ程の事じゃない」その壁を乗り越え、コンタクトを取れば、
そこには、さっきまでの頑なな自分とは違う自分に出逢える。。。
三幕は、そういうお話ですね。

で、一幕に戻るのですが。。。。もう一度、上の画を観て下さい。
この一幕は「屋敷の外・屋外」のお話なのです。
では、、、登場する三人が踊る音楽は、どこにあるのでしょう?(*^^)
みかん星人が思うに、一幕の面白さは、そのひねくれた結末ではなく、
秘め事を楽しむ三人に、同じ音楽が届いていること
にあるように思うのです。。。ま、かなり幻覚度が高いですけれどね。

このお話は、次回の鑑賞記事にて。。。。なにしろ、イベントがありましたから。
イベントの記事は、エントリーを改めます。。。

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