『Act Against AIDS 2006』 by 桑田佳祐 @ パシフィコ横浜
「音楽鑑賞日記」のカテゴリーは久しぶりね。。。。
1993年から行われている『Act Against AIDS』ですが、
いろんな意味で、HIVに対する環境が少しも改善されていないのが寂しい。
むしろ、この国では悪化している気がするから、腹立たしいほど。。。
ともかく、、、桑田佳祐くんの今年のタイトルは、
『星条旗よ永遠なれ!?~私のアメリカン・ヒーローズ』
敗れ、支配され、それでも憧れて、影響を受けてきたアメリカ文化。
それを「音楽」という側面で描き出す、、、と、云うよりも、、、
「桑田くんが好きだったアメリカ音楽」のオンパレードで、
彼を愛する者達には堪らない2時間40分となっていました。
桑田君が演奏しそうな曲はともかくも、
彼が歌う「Carpenters」や「Donald Fagen」には驚きます。
「The Beach Boys」をメドレー(という程簡略しておらず、ほぼ全曲)も、
呆れるほどにオーソドックスな選曲。
圧巻は、アンコール1曲目の「Eagles」。
同じ横浜で11年前に行われたライブにもタイトルを流用するほどだから、
桑田くんがこれを好きなのは分かっていたけれど、、、でも、
実際に彼が歌って、そしてギターの協演を聴くと、
このライブ・イベントが奇跡のような時間であると確信してしまう。
サザンや桑田佳祐のライブほど「終わって欲しくない」と感じるライブはない。
冒頭から「充実感」を得つつも、いつまでも聴いていたいと感じる。
今回のライブでは、特にその欲望を強烈に感じた。
「桑田くんが好きな歌、、、全部聴かせてよ!」って。
12月2日にWOWOWで放送されるとの事。。。楽しみだなぁ。
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コメント
海紘さん、コメントありがとう。
別の記事からの流れですが、、、
「ともかく、なにか、書きましょう」
という事ですね(笑)
このライブ、そう、最後の一文が肝でしたね・・・
「善くするのも、悪くするのも、自分自身なのだ」
というメッセージ、、、日本人にはなかなか難しいのかも。
投稿: みかん星人 | 2006年12月 7日 (木) 午後 04時44分
お久しぶりです。
ブログ緘黙症かと思うほど、書けない日々が続いてたのですが
桑田さんのAAAのおかげで、久々に書けました。
と思ったら、ものすごく長くなってしまいました(笑)
トラックバックさせていただきました。
良かったら読んでくださいね。
アメリカのことを好きだとも、嫌いだとも言い切れない胸のうちが
少し晴れました。
やっぱりRock&Pop Musicは素敵です(^-^)
投稿: 海紘 | 2006年12月 7日 (木) 午後 03時32分
サクさん、コメントありがうございます。
やっと書いてくれましたね(笑)
今回も「桑田の歴史」を感じられたのが嬉しかったですよね。
特に、そう、ニューヨークの夜景を背負ってのカーペンターズ!
桑田くんがカーペンターズを聴いていたのも驚きでしたが、
選曲がまた最高で。。。。
「完璧な愛を求めていたけれど、そんなのは無い。
いっぱい時間を無駄にしたけれど、
今度は私が総てをかけて誰かを愛してあげよう」
というこの『I Need To Be In Love』は傑作中の傑作ですね。
公式ページにセットリスト+が出ました。
皆さんも「こんな曲を、あの桑田が」と驚いてみてください。
http://www.sas-fan.net/aaa2006/setlist.html
投稿: みかん星人 | 2006年12月 3日 (日) 午後 10時32分
初めましてですね。
毎日拝見をしています。
「激渋」の時は、短い期間でしたが、大変お世話になりました。
ミュージカル・お芝居などの観劇をしたことがないので
コメントが出来ませんでしたが、、、
念願のサザン・桑田サン絡みでしたので、
書かせていただきます。
最終日に観に行きました。
この時期にならないと、エイズに対する関心が薄れますよね。
年々感染者が増えるのを悲しいですね。
自分が思う愛情表現はセックスだけではなく、
さりげない優しさ、思いやりの方が大切だと思うのですが。難しい問題ですよね。
サザンのライブとは違い、毎回様々な趣向をこらしたライブで、聞いたことが無い曲が多いですが、この人がこの歌を唄っているのかと発見されるのでいいですよね。
カーペンターズのI Need To Be In Loveを歌っていたときには、バックの映像と歌詞がステキで、
桑田サンが全身を使って愛の表現をしている姿に涙をしてしまいました。
エイズ撲滅だけではなく、平和と愛を求める桑田サンの想いがあるライブでした。
素敵な時間を過ごせました。
長文になってしまい、読みづらいかと思いますが、
お許しを願います。
投稿: サク | 2006年12月 3日 (日) 午前 04時18分