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2006年12月21日 (木)

『旅』2007年 02月号 by 新潮社

先月に続いて、再び新潮社の『旅』を手にしました。
今月は「街」ではなくて「国」で、「チュニジア」を特集しています。
 (新装なってから初めてなのかしら?国をテーマにするのって・・・)
今号は、開いて二つ目のページに「エミレーツ航空」の宣伝があって、
セントレアや関空からドバイ経由で首都・チュニスへ飛べると分かるのが楽しい。

「チュニジア」といってみかん星人が最初に思い浮かべるのは、
『Night in Tunisia』というスタンダード・ナンバーと、カルタゴ、そしてタトゥーイン。
そして、この雑誌で分かったのは、鮮やかな色と、強烈な香りと、ネコ。
雑誌を読んでいて「香」を感じたのは珍しいかもしれない。

今号もまた、写真がとてもすばらしいもので、
まず「人」を感じさせる写真が多いことが嬉しい。
表紙は、良く見ると前号のそれとモチーフが似ているのだけれど、
前号は「人の消失」を感じさせたのに比べて、
今号は「命の勢い」と題したいほどに「人」を感じさせています。
更に、表紙に関しては、この色使いの見事さにも触れておきましょう。
この時節の雑誌の表紙にありがちな「金赤」ではなくて、
少しマゼンタが入った感じの赤を使っている辺りが、すばらしいセンス。

ともかく「息づかい」を感じる雑誌になっていると思いました。
前号の「プラハ」は、綺麗でしたが、
人が暮らしていないテーマパークのような印象を受けたのに対して、
 (それはまあ、イクスピアリとかの影響かもしれないけれど(笑))
今号が伝えてくれるのは「とある文化に基いた生活」であり、
異国の日常に迷い込む心地好さを感じます。

ただ、あまりにも「異国」で、そのライフスタイルを云々するという空気はなく、
例えば「カルタゴ海岸でリゾート気分の滞在を」という見出しの様に、
「観光地」という扱いが強いようにも感じました。
ま、「旅」ですから、それで良いんですけれどね。。。

先日読んだ『サフラン・キッチン』の中に、
「コバルト・ブルーの扉」と、「手形」が出てきたのですが、
この雑誌を読んでいて、それがどんな意味なのか分かりました。
「サハラ砂漠」の写真も美しいし、
 (ただ、この65ページの左端にある写真群は、小さすぎる)
食べ物もおいしそうだし、行ってみたい気にさせてくれる雑誌でした。

そだ!先月号のイラスト地図は素晴らしかったですよ。
今号では、それが無かったのがとっても残念。


旅 2007年 02月号

  • 新潮社
  • 700円

Amazonで購入
書評

【書評リンク】
週刊明るい空 by 明るいそらさん
青空の下で昼寝 by 碧さん
本読み日記 by bonさん
どちらでもいい by dada2さん
気ままに東京生活 by tokyolifeさん
人はパンのみにて生きるにあらねど... by 第三の男さん
La Vie En Rose by Maさん
”選ぶ・読む・感じる・そして続ける” by 児玉ひろ美さん
ついてる日記Ⅱ by Rokoさん
ぼちぼちいこか。 by もぬさん
KENTの独り言 by Kent AOKIさん
John's Notes ~センザンコウを求めて~ by john_betaさん
mixi
フレパ

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コメント

トラバ,ありがとうございました.
『本が好き!』プロジェクトを初めて間もないのですが,今後ともよろしくお願いします.

投稿: Kent AOKI | 2007年2月 2日 (金) 午前 12時27分

Kent AOKIさん、コメントありがとうございます。

『本が好き!』プロジェクト、これからますます楽しみですね。
http://blog.livedoor.jp/books_review/
献本がどんどん増えてくれるのも、楽しみです。

これからもよろしくお願いします。

投稿: みかん星人 | 2007年2月 2日 (金) 午前 09時19分

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