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2006年11月 7日 (火)

『元禄忠臣蔵・第二部』 @ 国立劇場

先月に引き続いて、『国立劇場十一月歌舞伎公演』に行ってきました。

今月の大石内蔵助は「とうさま」とこ、坂田藤十郎さん。
人間国宝が動くのを直接観たのは、初めてかな?
いろいろと華やかな話題の多い人で、憧れてしまう・・・

さて、そんな艶っぽい藤十郎氏の内蔵助、本当に色っぽい。
この「第二部」での内蔵助は、決意を表に出さないままに、
討ち入りを見据えて同志を束ねるという状況で、
これはもう、ただならぬ苦悩だろう。
で、それが、すごく伝わってくる。。。かと思いきや、そうでもなかった(笑)

物語の上では「苦悩している」というのは分かるのだけれど、
藤十郎さんの芝居を観ていると、ひたすら「待っている」という感じ。
・・・まあ、だから、上手いって事なんでしょうね。
最後の最後、雪の別れに際し、
ようやく「とうとう」という雰囲気が乗ってきて、やっぱり泣かされた。
なるほど、、、「見せ掛け」通りに見えるという事も、芝居なんだなぁ。

第一部とは違って、第二部では「歌舞伎らしい芝居」を多く感じました。
せりふの言い回しも「いかにも」で、それがなんだか心地よかった。
特に徳川綱豊と、赤穂浪士・助右衛門との問答は凄かった。
「討ち入りをするのか否か」を知りたくて揶揄を交えて問い詰める綱豊、
それを激励と解りながらもはぐらかして否定する助右衛門。
最後には形勢逆転となる辺りまで、
まさに「こういう物語を芝居として観たかった!」と、痺れるほどの快感。

さて、いよいよ来月は幸四郎さん。
チケットも確保したし、今からわくわくであります。

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コメント

歌舞伎らしい歌舞伎って酔わせてくれるところがありますね。観たかったです。NHKに期待。
以前観た幸四郎さんは歌舞伎だと歌舞伎っぽくなくて、歌舞伎じゃないと歌舞伎っぽい、そんな印象がありました。討ち入りでの内蔵助、楽しみですね。

投稿: きし | 2006年11月12日 (日) 午前 12時36分

きしさん、コメントありがとう。

そう、歌舞伎らしい芝居を観ていると、
舞台の動きに合わせて体が動いてしまいそうになりますし、
あの独特の台詞回しにつられて、顎が動いてしまいます。
どこかで「日本人の血」を感じますね。

幸四郎さんの舞台は、和洋を問わず初めての私。
とてもとても楽しみです。
12月は、ちょっと贅沢な席まで用意してしまいました(笑)

投稿: みかん星人 | 2006年11月12日 (日) 午後 12時43分

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受信: 2006年11月11日 (土) 午後 06時18分

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