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2006年10月12日 (木)

『ザ・センチネル 陰謀の星条旗』

「Sentinel」というのは「見張り」のこと。
30年ぐらい前に同じタイトルのホラー映画があって、
これがまたじわじわと恐いもので・・・ま、それはおいといて・・・

ザ・センチネル』は大統領を護衛する「シークレットサービス」を扱った映画。
主人公のギャリソンはベテランのシークレットサービス・エージェント。
レーガン大統領暗殺の際に盾となり大統領を救ったこの男を演じるのは、
キャサリン ゼタ・ジョーンズ」様の夫・マイケルダグラスくん。
そのギャリソンに「Buddy(相棒)」と呼ばれるのが、
シークレットサービスの調査員・ブレキンリッジ
彼を演じるのは、最近阿久津陽一郎くんまでもがハマっている『24』でおなじみの、
テレビの中ではいつも携帯食品を食べているキーファサザーランドくん。

役者は揃ってる。脚本も面白い。演出も悪くない。
だから、もちろん、とっても面白い映画だった。
『イルマーレ』も素敵なデート・ムービーだけれど、
この『ザ・センチネル』だって、デート・ムービーとしてもよくできている。

だげと、あまり宣伝されて無いね。。。
で、例えばこのページの「みどころ」「すじがき」には間違(誤認)がある。
『24』絡みでの集客をと「予断」した宣伝輩の差し金なのかもね。
ともかく、この映画でのキーファーくんは、みごとな脇役。
けれど「ジャック バウワー」の名前を利用したくて、
魅力ある映画なのに、要らない予断や偏向を仕掛けるメディアもある。
・・・この映画の中で、キーファーくん演じるブレキンリッジが一番恰好良いのが、
「予断で捜査を始めるな」と警官に喧嘩を売るところなのになぁ(笑)

そのブレキンリッジが、ちょっとした「予断」をしてしまう点が、
この映画のひとつの「面白さ」になっている。
相棒だったハズのギャリソンに裏切られたと思い込んでいて、
それがブレキンリッジの冷静な判断を狂わせる。
更に面白いのが、
「だけど、やっぱりあいつであるハズが無い」
とわかる場面の熱。。。こういうのは、やはり、男の映画だなぁ。。。と思う。
 (残念ながら、相変わらずの戸田字幕、、、ここでの字幕は邪魔でした)

更に面白いのは、ホワイトハウスの様子を描いている部分。
大統領や夫人がコードネームで呼ばれたり、
学校での行事に参加する大統領を護衛する任務の細かい描写。
また、クライマックスでの攻防の妙。
 (これは演出が上手たったのだとも思う)
「大統領も大変だけれど、それを守るのってもっと大変なのね」
と、知られざる職業の苦労を見させてもらいました。

さて、ファースト・レディーを演じたのはキムベイシンガー。
これがまたなんだか少しフラストレーション溜まっているふうで
カリスマ性の無い、とても普通の女性に見えてました。
で、最後、ギャリソンに駆け寄る場面の芝居は上手かったなぁ。
 (エンディングでの彼女は要りませんでしたけど・・・)

それにしても、
大統領夫人を守るべき男が、そういう事をしちゃっているという設定。
これを「さもありなん」と思わせてしまうマイケルくん、、、ご立派です。

恋愛モノが苦手な男とのデートには、
肩も凝らず、時々冷静に突っ込める場面のあるこの映画、お薦めです。

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コメント

先日はコメント、TBありがとうございました。
ワタクシもつい最近この映画観てまいりました。面白かったですね。
「そういう事をしちゃっている」マイケル・ダグラスに、やっぱり?とつい笑いそうになってしまいました。

投稿: きし | 2006年10月21日 (土) 午前 01時08分

きしさん、コメントありがとうございます。

気楽に、
で、それほど不満も感じず、疑問も感じない映画ですよね。
で、たぶん、記憶にも残らないのだろうなぁ(笑)

そう、あの役は、
ハリソンフォードでも、ブルースウィリスでも、だめですね。
できるとしたら、、、アントニオバンデラス?
でも、それだとテロリストに見えてしまうかも(爆)

これからもよろしくです。

投稿: みかん星人 | 2006年10月22日 (日) 午前 12時20分

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