esq's Piano Bar Vol.11
『esq's Piano Bar』という面白いライブがあります。
esqというミュージシャンに関しては、リンクをお読みください。
この「esq's Piano Bar」というのは、名物ライブでありまして、
リストアップされた曲の中から、
当日のライブ参加者が聞きたい曲を事前に投票して、
そしてライブの内容が決まるという、なかなか面白いもの。
たぶん「Vol.01」から私は聴いてきたと思いますが、
最近はご無沙汰で、、、、久しぶりの参加となりました。
(まさに「参加」という表現をしたくなるライブなのです)
以下、この日のライブの内容に踏み込みます。。。
この夜演奏された「カバー曲」は以下の通り。。。順不同
Wish It Would Rain / ロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニア
この曲は得票数が少なかったけれど、
アーティストの趣味・嗜好・意向で演奏された。
The Girl From Ipanema / アントニオ・カルロス・ジョビン
私も一票入れた大好きな曲。
ボサノバが好きで、そういう系統のライブにも時々行くけれど、
今更そんなところではなかなか聴けない伝説の多い一曲。
数年前NHKの「世紀を刻んだ歌」にも取り上げられていたが、
その中で「イパネマの娘」にはモデルがいるという話が出ていた。
ACジョビンと作詞のモライスは、
今(放送当時)でも続いているとあるバーの常連だったのだけれど、
そこによく買い物に来た女の子、確かエロイーザ、を気に入って、
彼女の様子からインスパイアされて書き上げたという話。。。
英語に訳された歌詞はとても簡単だけれど、
それを有名にしたのは「アストラッド ジルベルト」。
名前でピンと来る、そう、ジルベルト爺さんこと「ジョアン ジルベルト」の妻。
たまたまスタジオに遊びに来た歌手の夢を抱いていた彼女が、
ちょっとしたハプニングとして歌った、、、というエピソードが作られた(笑)
実際には宣伝のためのハプニングらしい。。。
I'm Not In Love / 10 c.c.
これも大好きな1曲で、はい、投票しました。
いつだったかの「AAA」で桑田くんもこの歌を歌いました。
その時に歌詞が字幕として流れたのですが、これが実に可愛い。
探していたら素敵な訳詩を見つけましたのでリンクを貼らせて貰います。
10c.c.というのは、この夜のステージでも話題にされていましたが、
要するに「スタジオ・ミュージシャン」達が集まったグループ。
詳しくはこちらを、、、
あ、グループ名の由来はそうなのか・・・<噂を信じていた(*^^)
Don't Let The Sun Go Down On Me / エルトン・ジョン
Too Shy To Say / スティービー・ワンダー
この二つの曲を聴いている時に私が感じていたのは、
「天才というのは確かにいる(ある)のだなぁ」という事。
Rock With You / マイケル・ジャクソン
いやはや、三谷さんのマイケルが聴けるとは思っていませんでしたが、
やはりこの頃、『Off the Wall』の頃の彼は「天才」だなあ、、、と。
Separate Lives / スティーブン・ビショップ、フィル・コリンズ
If You're Gonna Leave / ラウル・ミドン
Anyone At All / キャロル・キング【映画「ユー・ガット・メール」より】
比較的(笑)好きな映画『ユー・ガット・メール』のエンドクレジットで流れた曲。
ちゃんと歌詞の訳まで字幕で出て、物語を見事に締めくくっていた。
が、私は実はこの曲、映画の途中で使われていたと勘違いしていました。
DVDで確認したところ、、、思っていた場面には違う曲のインストが流れてた。
ぜひこの映画も観てほしいなぁ。。。
America / サイモン&ガーファンクル
瞳をとじて / 荒井由実
荒井由実さんに関するエピソードの中でも、特に素敵なエピソードを持つ名曲。
この頃の、いや1980年代までは、彼女も本当に「天才」だったなぁ(爆)
さて、このライブ、もうひとつのお楽しみは、
esqさん作曲した「オリジナル曲」のリクエストにも応じてくれるというもので、
基本的には「カバー曲」を3曲歌って、1曲「オリジナル曲」を歌うというスタイル。
この日歌われた「オリジナル曲」は、
『週末の天使』、『抱きしめよう』、『Falling』、『Perfect timing』、
『夢の翼』、『永遠への誓い』、『All I Do』、『今夜もハートエイク』、
『Stay My Blue -君が恋しくて-』、『夏の終りに』と、
実は良く考えてみると予想できてしまう?リストだったかも。。。
いやしかし、esqこと三谷泰弘さんは、
いつまで「若い」という意識を持っているのだろうかなぁ。。。
少し前に衛星で放送された「STARDUST REVUE」には、
もうその「若い」という意識はすっかり消えていて、それか悲しかった。
けど、こうして、何かを諦め切れていない風情の三谷さんを聴いていると、
「どこまで・・・」なんて、ちよっと思ってしまった。
でも、もちろん、どこかでは分かっているんだろうなぁ。。。勉強になるなぁ。
| 固定リンク
コメント
調べ物をしてたら、Google検索の1番上にこのページが当たりました…。
びっくりしたので記念カキコ。
2006年の記事だけど…。
投稿: かつき | 2007年11月 2日 (金) 午後 03時20分
たぬちゃん、コメントありがとう。
私も「まいこー」を歌う三谷さんには驚きました。
某ダンス番組ですっかり構えが変わったのでしょうか?
いよいよ『TUNAMI』を聴ける日が来るのかも。。。
『今夜もハートエイク』は痺れましたが、
これと『永遠への誓い』は、正直高音が辛げでした。
まあ、なんにしても、
「ハートエイク」のリクエスターに感謝しておきましょうか(笑)
音楽は、微妙ですよ。。。
簡単に元気を望むなら、、、落語です(*^^)
投稿: みかん星人 | 2006年9月14日 (木) 午後 09時45分
リストは事前に見ていましたが、だいたい予想通りの演奏曲目でした。
(マイケルジャクソンは予想外ですけどw)
ピアノの音も歌も想像できるだけに、やっぱり行けばよかったかなぁ。
特に「ハートエイク」……くぅぅぅぅぅぅぅっ(もがき中)
いろんな音が受け止められなくて、いろんなライブに行かなくなって早6年。
Piano Barはどうしようか悩みましたが結局パス。いかんですな……クラシックは大丈夫なんですけどね。
投稿: たぬ | 2006年9月14日 (木) 午前 10時20分
reikoさん、コメントありがとうございます。
「琴線」という言葉自体も「琴線」に触れますね。
綺麗な言葉を使いたいものです。
なかなか素敵な映像のご紹介もありがとう。
この曲の「ドクッ どくっ」という音。。。切ないです。
投稿: みかん星人 | 2006年9月12日 (火) 午前 08時26分
TBありがとうございます。この曲は私の琴線触れまくりな曲です。
これ、観てね。10ccの映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=LJPME4awdF8&eurl=
投稿: reiko | 2006年9月11日 (月) 午後 11時13分