今日の、福井晶一くん、、、『キャッツ』とは、なにか?
今夜はシラバブも見事に飛翔したそうで、
8月1日の舞台よりも確実に良くなっているとは、福井狂さんの感想。
で、『キャッツ』という舞台の魅力はどこにあるのか?というお話・・・
『ライオンキング』の魅力は、
成長物語であり、勧善懲悪である事から来るカタルシスでしょう。
ですから、リピーターは、
「ぽくたち、ずーっと一緒だよね?」
という台詞に涙して『お前の中に生きている』に心を震わせるわけです。。。
『オペラ座の怪人』の魅力は、
愛情の錯綜が生み出すロマンスにあり、
ですからリピーターは登場人物の「だれか」に同調して、
その歓びと悲しみと痛みと苦しさを、独特のメロディーの中に感じるわけです。。。
では、『キャッツ』の(舞台としての)魅力とは、何でしょうか?
みかん星人は、それを「躍動感」にあると感じています。
(【躍動感】いきいきとして勢いのあること。)
つまり、劇団四季が最も強く伝えたいと願っているメッセージ、
「生きているって、素晴らしい」を具体的に表現しているところにあると思うのです。
名曲『メモリー』にしたところで、
それまでに描き出された「躍動感」があってはじめて、
「喪失感」と「明日への希望」が見るものの心に届けられるわけです。
さて、福井くんが戻ってきた今の『キャッツ』に足りないのは、何か?
それは「躍動感」の象徴である「ダンス」による表現力かもしれません。
エジプトの砂の下で、
「生きていることは、本当に素晴らしい」
と感じ続けていたであろう福井くんに、だから、期待したいところです。
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コメント
》フツーの会社では、
》10年もいれば当たり前のことですが。。。
残念。。。それが私には分からない(笑)
投稿: みかん星人 | 2006年8月 6日 (日) 午後 10時27分
おやじタガーになってる!
今週、五反田に戻ってきた福井タガーを観ての感想です。
“つっぱり猫”って感じじゃない。
いわゆる色気というか、危険な香りがしないんですヨ。
でも芝タガーほど“おやじ”でもないから、
パパタガーって感じかな?
つまり福井くんは、
もう“若手”のポジションではないってことですね。
フツーの会社では、
10年もいれば当たり前のことですが。。。
投稿: 舞姿 | 2006年8月 5日 (土) 午前 08時39分