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2006年8月 5日 (土)

『ムーヴィン・アウト』 @ 東京厚生年金会館

「Billy Joel」の『ストレンジャー』だったかなぁ、、、、が、
SONYの高音質カセットテープ「DUAD」のCMに使われていたと思う。
そう、それほどにビリージョエルの音楽は「質」が高いイメージだった。
だから、という接続詞も微妙に変ですが、
彼の音楽は「聴くため」の音楽であって、
少なくとも当時高校生だったみかん星人のイメージでは、
彼の音楽は「踊るため」という存在ではなかったと思うのです。

そんなビリージョエルの音楽を使ったジュークボックス・ミュージカル。
しかも、1960年代を舞台にしているのが『ムーヴィン・アウト』。
『マンマ・ミーア!』のように曲そのものが時代を連想させるのではなく、
主に「歌詞」が物語をドライブする舞台となっているのです。
また、ビリージョエルがヒットしたのと違う時代設定ということから、
曲にあわせて踊るそのダンスも、60年代のものだったり、
むしろ全編を通して「バレエ」の要素が多いダンスになっていました。

だから、、、なんとなく、、、まとまりに欠ける印象ですね。

ステップは、面白く見応えがある。
生演奏も迫力があって、ピアノマンの歌も素敵。
ビリジョと言えば連想するサックスの音も、心地よい。

だけど、、、まとまらない。
既存の曲を使って、その曲の背景とは違う物語をつける舞台としては、
『コンタクト』という素晴らしい名作舞台があるのだけれど、
残念ながらその足元にも及ばない。。。

なぜか?、、、、簡単だ。。。
冒頭に書いたとおり、ビリージョエルの音楽は、
「聴くため」の音楽であり、聴くことで癒されたり内省する音楽。
けっして「踊るため」の音楽として扱われない存在。
だから、曲とステップが完全にシンクロする場面は少ないし、
 (2幕の『プレッシャー』辺りは上手かったかな。。。)
みかん星人も、自分の心の中にあるビリジョとのシンクロを感じない。
『マンマ・ミーア!』では、怖いほどに同調してしまったというのに。

それでも、ビリージョエルの音楽を生で聴くのは楽しいし、
よく練られたダンス・ステップを見ているのは楽しい。
まあ、この舞台は、そういう存在ですね。

ところで、1曲、とても懐かしい曲が聴けた。
しかも、その曲で語られる物語もその懐かしさに通じるもの。
『素顔のままで/Just the Way You Are』がそれなのだけれど、、、
ご多分に洩れず、私もカセットに好きな曲を入れて渡したりしたのですが、
この曲も入れて「素顔でいてくれて良いよ」とか書いた記憶が・・・
うーん、私がそれを渡したその人、今日も素顔でお出かけでしたね。。。
憶えているのでしょうか?そんな過去(笑)

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 〓 さすがにデヴィ夫人に雫あげることはムリっ!!! 〓 やって来ました、ブロー... [続きを読む]

受信: 2006年8月10日 (木) 午前 01時47分

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