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2006年7月10日 (月)

『カーズ』

「人間」が発明した仕組みの中で、最も重要なのは「車軸」でしょう。
動力は何であれ、この「車軸」のお陰で人類はとても進歩しました。
進歩はまた動力にも革命をもたらし、
最初は「ひと」をはじめ動物を動力にしていたのですが、
やがて機械式のエンジンが生まれたのです、、、

ガソリンで動くエンジンが登場して、まだ130年しか経っていないけれど、
「自動車」という機械の登場は、人類を大きく変えてしまった。
「普通の人」が自分の選択で行動する自由を得た事が一番の変化かな。
自動車がなければ出会わなかった人と、私は、どれぐらい出会っただろう・・・
自動車がなければ観られなかった光景を、どれほど見てきただろう・・・

「自動車」が持つこんな魅力を強く感じされてくれるのが、この『カーズ』。

進歩の象徴の様な「スピードレース」も興奮するし、
この映画には、その興奮と「歴史」もしっかりと描かれている。
・・・さすがはラセター監督だなあ(笑)・・・
それでもこの映画がプレゼントしてくれるのは、
「湾曲した道の先に現れる未知の景色にわくわくする」る悦びだったり、
「好きな人と一緒に、あてもなく、ただドライブを楽しむ面白さ」だったり、
つまりは「なにかと出会う楽しさ」であるところが、実に上手い。

尤も、、、考えてみれば「ピクサー」の映画は、いつもそう。
『トイ・ストーリー』のウッディとバズの出会いが始まりだったのかな。。。
いや、オモチャに意思があるという事との出会いも凄かった。
その後の『ファインディング・ニモ』や『モスターズ・インク』も、
基本的な構造は『カーズ』と、実は、少しも違ってない。
それは、
「何かと出会うことで、更に大きな可能性を発見する」
といった感じのメッセージが織り込まれていることでしょう。
・・・まあ『ライオンキング』もそうなんだけれどね・・・
・・・余談ですが『クレージー・フォー・ユー』もです・・・

伏線の張り方も見事だし、
ボディーを無理に変形させない演出も愛しかった。
「ドック」の声をオリジナルで聴きたいのなら仕方ないですが、
基本的には吹き替えで堪能したい映画ですね。。。大満足。

Photo_1

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