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2006年7月30日 (日)

『スペース・トゥーランドット』

『夜に生まれ、朝に消えてしまうものとは?』

『赤く、炎の如く熱いが、火ではないものとは?』

『氷の如く冷たいが、周囲を焼き尽くすものとは?』

この3つの謎で有名?な「トゥーランドット姫」が主役のオペラが、
プッチーニ作曲による未完のオペラ『トゥーランドット』。
プッチーニと言えば『ラ・ボエーム』『トスカ』『蝶々夫人』で有名らしいが、
もちろんみかん星人は、総て未見。。。まだまだ楽しみが残っている。

で、最初に書いた「謎」は、もちろんプッチーニではなくて、
「カルロ・ゴッツィ」というごごつい名前のイタリア人が書いた原作にある。
が、そもそも「謎かけ姫」という古典からのインスパイアー。
さて、この「謎」の答とは。。。。なんてエニグマな事を書いているのは、
10月にこの『トゥーランドット』を観に行くから、、、なのですが。。。
更にその予習として観に行ったのが、この『スペース・トゥーランドット』

「子ども向け」にと企画された舞台で、
前売り券も、基本的に「子ども同伴者のみ購入可能」というもの。
というわけで、朝の9時に新国立劇場へ行って、当日券を購入。
で、2階の一番後ろから鑑賞しました。。。。

いやもう、これがとても上手に脚色してあって、
3幕のオペラが、なんと1時間に凝縮されて、
それでありながらもメッセージをちゃんと残すという素晴らしいできばえ。
当然「子ども向け」だからという手抜きは許されないわけで、
トゥーランドット姫や、彼女と戦う勇者の歌の上手いこと!
舞台装置などは簡略なものではありましたが、
これで「2,100円」とは、さすが国立劇場(笑)
ほとんど只で見せて貰ったような気分でした。

そうそう、芝居の中で登場する武器が「イナバウアー銃」というもので、
これで撃たれると、えびぞったまま凍死するという優れものでした。
もちろん、子ども達よりも親にウケていたのは言うまでもありません。

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