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2005年9月 2日 (金)

『アイーダ』

みかん星人が最も魅了される舞台、『アイーダ』。

今日の注目は、
主役アイーダの井上智恵さんと、王女アムネリスのシルビア・グラブさん。
結論から言うと「ぜひ観てもらいたいキャスト」だということ。

まず井上智恵さん。
彼女の魅力は、その「たたずまい」だと感じた。
つまり「ヌビア人」としての雰囲気を(濱田さんより)強く感じたのです。
もちろん(後述しますが)シルビアさんという相手を得ての対比もあるけれど、
井上さんが持っている「野心」とか「庶民性」がいい方向に出て、
とてもとてもリアルなアイーダが舞台に登場していました。
阿久津ラダメスとの声の相性も、
お互いに「管楽器」のような声質もあって、とても良いものでした。

そしてシルビア・グラブさん。。。素晴らし過ぎます!
なんといってもその容姿の魅力!
父上がスイス人という事で、本当に「エジプトの王妃」という雰囲気が完璧。
さらに、微妙に鼻にかかる声が「甘えている」雰囲気を出していて、
劇団四季の歌い方とは微妙に違う歌唱もあいまって、独特の美しさがある。
ファッションショーでの押し出しの強さ。
最も重要な花嫁衣裳への転換場面での芯の強さ。
判決を言い渡すときに大きな目に浮かべていた涙。
その心情の細部の全てを受け取ることができたと感じました。

相変わらずの「ミュージカルスター・阿久津陽一郎」の魅力。
父性愛にあふれた演技がとても愛しい川原ゾーザ。
「メソ」のクセして泣かせてくれる有賀メレブ。
いま京都で演じられている『アイーダ』は、
今まで観て来た『アイーダ』とは違う手触りの舞台に仕上がっていた。

空席が目立った金曜夜の舞台が、本当に「もったいない」と思った。

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コメント

土曜のマチネも、少なからず空席があった『アイーダ』でした。

井上アイーダは本気でお薦めです。
なにしろ「ヌビアのやんちゃお姫様」そのままな感じで、
それが舞台の上で女王に変わってゆくのですから。

芝ラダメスかぁ、、、それは予想外でした(笑)
井上アイーダ&芝ラダメスだと、『エビータ』ですね(*^^)
芝さんにはゾーザを演じてもらいたいなぁ、、、
と思う、みかん星人でした。

投稿: みかん星人 | 2005年9月 4日 (日) 午前 11時23分

こんばんは!本編レポも楽しく読ませていただきマシタ。
井上さんのアイーダは興味シンシンだったのですがますます観たくなりました!
時間とお金があれば今すぐ京都行きたいです。。。
本当に空席が勿体無い!!
東京に来たら私も通っちゃいますー。
しかも勝手に芝ラダメスの可能性を根拠なく考えて最近アイーダ貯金しています(笑)
今日も観劇三昧なんですね~v
そちらの方のレポもまた拝見しにうかがいます~♪

投稿: 風流 | 2005年9月 3日 (土) 午後 08時11分

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受信: 2005年9月 3日 (土) 午前 12時00分

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受信: 2005年9月 3日 (土) 午前 02時55分

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