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2005年9月22日 (木)

『頭文字D THE MOVIE』

とても期待していた1本で、期待通りなかなか面白かった。
「香港映画の良い所」と「香港映画の嫌いな所」がごちゃ混ぜ(笑)
ストーリーは原作の「スピリット」を持ち込んでいるという程度だけど、
これがまたなかなか巧い。

なにしろ、でも、藤原文太が一番恰好よい!惚れたっ!!
一番台詞が多くて、原作に近かったと思う。

『頭文字D』(いちお「イニシャル・ディ」と読みます)は、
ラフで(基本的に)曖昧な人物描写にも関わらず、
ディテールまで描きこんだ車のその動きと音の描写が圧倒的な漫画で、
10年前から連載が始まっていたそうだ。
みかん星人は、夜中に放送されたアニメーションで触れたのだけれど、
なにより「青春ドラマ」な部分に魅了されてしまった。
「向上心」と書いてしまうと少しズレてしまうけれど、
つまりは「負けん気」とも呼ぶべき精神が心地よい物語。
さらに「恋愛」というよりは「恋」が絡むその具合が上手い。

映画となっても、この部分が上手く生きていた。
特に主人公・拓海くんと、ヒロイン・なつきちゃんの関係が、
原作よりも強く拓海くんの心を動かすラストへの集束が良い。

もちろん、
実際にドリフトしながら『秋名山(榛名山)』を駆け抜ける車は凄い。
「本当に走れるんだねぇ」なんて思ってしまう。
もう少し編集が上手かったら興奮できただろうけれど、
この辺りは香港映画の欠点かなぁ・・・勢いばかりで繋ぎ方が下手なのね。
あと残念だったのは「音」。
ハチロクやGT-Rの音はどんなんでも良いけど(本当は良くないけど)。
やはりFCの音とエボⅢのミスファイアリング音は、
もうちょっと明確に描き出してほしかったなぁ。
「ロータリーサウンド」って、あんなに重苦しくないと思うけど・・・

それにしても榛名峠って素敵な道路だなぁ。
榛名湖も(けばけばしく描かれて無かったからか)良い雰囲気。
伊香保で『黒船屋』が公開されていることだし、
この秋には行ってみようかなぁ。。。

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» 映画『頭文字D』 [しのわずり]
映画『頭文字D』見ました。コミックもアニメも知っていたので、ストーリーなどすん [続きを読む]

受信: 2005年9月30日 (金) 午後 11時28分

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