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2005年8月 1日 (月)

ミュージック・バトン

少し前、『ミュージック・バトン』という「チェーン・メール」が流行った。

この書き込みはそれに似ているけど、
チェーンではなく「トラックバック(TB)」(笑)

今までも何度かTBさせて貰ったkomameさんのブログからのTB。

この手(音楽、本、映画などのバトン)こそ、
【トラックバック】に相応しいと思うんだけど。
 (「いたずらチェーン・メール」は内容の如何に関わらず無視して切り捨てましょう(*^^))

では・・・

★今聞いてる曲

今年に入って異常なほど「ミュージカル・プレイ」にハマってて、
それもこれも映画版『オペラ座の怪人』と、
東京・五反田の『キャッツ』が原因だったりする。

ともかく今はミュージカルのCDを聴いていることが多い。

25連奏CDプレイヤーの中身も96%がそうなってる(笑)
で、そのラインナップ。。。
『キャッツ』ロンドン版、四季版。
『レ・ミゼラブル』山口祐一郎版。
『夢から醒めた夢』樋口ピコ版(笑)。
『Jesus Christ Suyperstar』オリジナル版。
『オペラ座の怪人』映画ST版、四季版。
『エビータ』オリジナル版、四季版×3(爆)。
『マンマ・ミーア!』ロンドン版。
『アイーダ』オリジナル版、四季版、オムニバス版。
ま、多くが2枚組なので、25枚の中身はこれで満員な感じ。

 

★最後に買ったCD

cobaさんの『ディア モデストマン』
とても「控えめ(modest)」には見えない人ですけれど>coba
諸般の事情でまだ1度しか聴いてないのですが、感想はいずれここに。

 

★よく聞く、または思い入れのある5曲

「マイ・ベスト」を考えるのが好きなので(笑)ここは思いっきり考えてみた。

まずは古い(1960年)スタンダード。
ただし、この曲は「この声とアレンジでのみOK」という限定。
『 You and the Night and the Music / Julie London 』
邦題は『あなたと夜と音楽と』と、そのまんま。。。
歌詞の内容や試聴はリンクを辿ってくださいまし。
「滑らかな女声」が大好きなのだけど、
このロンドン様の声にはひれ伏す。

録音もむちゃくちゃゴージャス。
過剰にゴージャスと言っても良い程で、
「スヰング最後の足掻き」とすら感じるほど。
その爛熟とも廃頽とも感じられる雰囲気の中で、
ロンドンのハスキーな声が聴こえる。
イメージとしては「ムットーニ」ですねぇ。。。

で、実は似た路線のこの曲も候補にあげてみましたが、、、、
これはまた別の機会に。
『 Lullaby of Birdland / Sarah Vaughan 』

 

「スヰング」の次には「ロック」という事で、こちら。
『 Hotel California / Eagles 』
1976年というクレジットだから、高校に入った時分。

それまで聴いていた「The Beatles」に飽きてきた頃に聴こえてきた。
大好な「Linda  Ronstadt」のバックバンドだった「Eagles」の出世作。
昨年、初めてライブでこの曲を聴いたけど、やはり後半が良い(笑)

実は前半に聴こえている歌詞はなかなか意味深。
たぶん小林克也のラジオ番組でこの曲の歌詞が解説され、
その時に覚えてしまった。。。
おかげで、カラオケで歌えてしまえる数少ない英詞の一つ。

6分半もある長い曲で、メディアでは前半しか流れないことが多いが、
時々後半のインスト部分だけを放送する番組があって面白かった。

そうそう、当時は「オーディオ」という趣味があってだね、
それはつまり、
「レコードに収録されている音をどれだけ忠実に再生できるか」
を追求する趣味だったんだけど、
その追求される素材の一枚でもあった。

で、みかん星人はこの曲を聴いたりすると、
なぜか『摩天楼ブルース/東京JAP』を想起するが、、、
そのあたりは、また別の機会。

 

「Eagles」に続いて西海岸からもう一曲。。。
『 Just the  Two of Us / Grover Washington jr. 』
1980年リリースで、大学に入った頃にハマり込んだ曲だった。

当時ベストセラーの『なんとなくクリスタル/田中康夫』の中に書かれてて、
『クリスタルな恋人達』とかって邦題がつけられて、
それが最高に気持ち悪かった。

最近この曲をサンプリングした曲をよく耳にする。
それだけ魅力的な曲なんだろう。

歌っているのは「Bill Withers」という人。
グローヴァーさんはサックスを吹いてる。
で、、、グローヴァーさん、このアルバムでグラミーを獲得。

人柄もよく最高の賞賛を得ていた彼だったけれど、
1999年に亡くなった、、、悔しい話です。
確か『ブルース・ブラザース2000』に出ていたハズ、、、

 

このタイプの、いわば微妙にノクターンな曲は一番好きなタイプで、
似たものに、「Boz Scaggs」の『We're all alone』とか
『You can have me anytime』とかもある。
が、、、そのあたりはまた別の機会に。

 

上にも出てきたが、やはり「The Beatles」は外せない。
☆『 I Want to Hold Your Hand / The Beatles 』
どの曲でも良いんですけれど、一曲を選ぶとしたら、これ。
ちなみに次点は『No Reply』ですね。。。やはり「切ない系」。

 

最後にボサノバから1曲。
『 The Gift / Beleza 』
リンク先は「Eydie Gorme」のボーカル・バージョン。
随分と前にコーヒーだったかのCMに使われた。

基本的に「ボサノバ調」であればその殆どが大好きで、
例えば、映画『黒いオルフェ』の中に出てくる、
『カーニバルの朝(Manha de Carnaval)』だの、
「Antonio Carlos Jobim」の名盤『Wave』に入っているどの曲も、
1日中、いや一年中聴いていても飽きることは無い。
ただこの「Beleza」が歌う『The Gift(本名:Recado Bossa Nova)』は別格。

 

追伸:サザンが無い理由
「みかん星人なのにサザンが無い」というお叱りを受けました(笑)
えっと、、、
上に書き出した曲を総て知っている方には解かるかもしれませんが、
 「ここに書いた曲をミキサーに掛けて
  湘南の海水で発酵させると、桑田節になにる」
のです。

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コメント

pitoさん、コメントありがとうございます。

8月にcobaのライブがCSで放送されて、それを観る機会があったのですが、その中で説明されていましたね。
その番組の最後、彼に捧げるべく演奏していた彼は、目に涙を浮かべていました。

その後何度か、車の中でも聴いたりしていて<『ディア モデストマン』
そろそろ言葉に出来そうな感じです。
コメントをいただけましたので、すこしがんばってアウトプットしてみます。

投稿: みかん星人 | 2005年9月26日 (月) 午前 08時49分

こんにちは。
いまさらって感じのコメントになりますが、coba のディア・モデストマンのモデストマンは、彼が20年以上お世話になってた調律の名匠、渡邊節男さんのことのようですよ。

投稿: pito | 2005年9月25日 (日) 午後 07時23分

komameさん、コメントありがとうございます。
ってか、そもそもバトンを教えてもらってありがとうです。
もちろん『シネマバトン』も頂きにまいります。

ミュージカルのCDを聴き続けていると、
日常会話に潜む「メロディー」に敏感になります。
・・・というのは嘘です(笑)
ただ、ちょっとしたフレーズを歌ってしまうことは多くて、
「さぁ、どーする」(夢の配達人)とか、
「もはや・・・」(ファントム)とか、
「・・・も無い」(ジャベール)とか、、、
ま、解かるのは自分だけなんですけれど、、、歌ってます。

投稿: みかん星人 | 2005年8月 9日 (火) 午前 08時58分

おぉ、ミュージカルのCDだらけですね!
ミュージカル音楽をこれだけ聞いてたら、私生活の会話もミュージカル調になりませんか?(笑)

マイベストを考えるのって楽しいですよね~。
過去の自分も見つめなおせるっていうか。。。
シネマバトンというのも最近やって音楽以上に楽しかったです(^-^*)

投稿: komame | 2005年8月 8日 (月) 午後 03時03分

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