『もてない男 - 恋愛論を超えて』 小谷野敦
久しぶりに「論」を読んだ。
「論」を読む場合は、どうしても「引用」が重要になる。
(人生において「読書」が必須である理由の半分は、ここにある)
みかん星人が好きな「漱石」や「鴎外」が多用されているので助かったが、
やはり最近の「論」を読んでいないのでフラストレーションが溜まる。
もっと読まなければ・・・
さて、内容だけれど。。。
たぶん20代前半までのみかん星人にとっては「賛同」。
そして、それより以降のみかん星人にとっては「苦笑」。
と、言ったところか、、、
やはり「恋愛」は、とても特殊なコミュニケーションだろう。
「失うもの」や「隠したいもの」が多い人にとって、
或いは「許容」「忍耐」が難しい人にとって、恋愛は難しい。
そして、
上に書いたような事柄を裏返したものが、簡単に言えば、「愛」なのだろう。
世に【恋愛論】というものは多い。
この本は、その中で傑出しているわけではないが、
【恋愛論】を読みこなせない人にとっては、
「ああ、そういうことだったのか」
という安堵を与えてくれる1冊かもしれない。。。
あと、、、「引用」に対する姿勢が良好なので、
「論」を読み広げてみたい人にとっては、面白い入り口かも。
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