『Ray』
桑田君は大好きだし、嬉しかったし、CDSも持ってるけど、
「『エリー・マイ・ラブ』でも日本で知られるレイ・チャールズ」
というキャプションは、恥ずかしいからやめてほしい。
レイ チャールズは、孤高の存在なのだ。
日本のラブソングを歌うのは、余興だ。
みかん星人が最初に彼の曲を聴いたのを覚えているのは、
『Unchain My Heart』なのだけれど、
驚いたことに、この曲、みかん星人が地球に来た頃の曲らしい。
まさか、その当時の記憶ではないだろうから、
記憶に残っているのは、もっと後で聴いたものなのだろう。
で、みかん星人は、
その曲が「アンチェイン」ではなく「アンチェンジ」と聴こえていた。
おかげで、実は結構最近まで「心変わりしない」という歌だと思っていた。
この映画『Ray』の中で、大好きなこの曲の誕生エピソードを知って、
胸に熱いものがこみ上げてきた。。。
この映画の中で、唯一、泣きそうになった場面だった。
それ以外の場面では、みかん星人は「じっ」としているのが大変だった。
ともかくも体が動く。
冒頭、キーボードを滑る黒い指を見た瞬間から、心が躍りだしていた。
自分の心の中に居る、とてもとても大切な存在が、
こうして映像を通してリアルに表現されて、なんとも言えない「充足」を感じた。
「私の愛したものは、誰もが愛した存在だったのだ」
という安心感なのか、、、、つまりは「共有」が嬉しい。
ちょっと長い映画なのだけれど、
これで、レイの曲が、ますます私の中で輝いてくれた。
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