『アイーダ』 ソワレ
えっと、、、酔っ払いです。
マチネと違い、2列目中央での鑑賞は、まさに「演劇」。
舞台にあるのは「役」を演じる「役者」であり、
舞台に置かれているのは「景色」ではなく「背景」だった。
その「架空の空間」の中で、古代エジプト期の人々に扮した役者が、
「時の間を生きる」切なさを伝え、「流されずに生きる」事を目指す。
そう、、、舞台にあるのは、はやりの「自分探し」に苦悩する若者たち。
迷いつつ、ためらいつつ、それでも「これが私だから」と決断する。
その決断に際しての、
濱田アイーダが(本当に)流していた涙と、
福井ラダメスの心の底からの叫びと、
森川アムネリスの胸が詰まるような重苦しい苦悩が、痛々しい。
この演目は、一人でも多くの「若人」に観てほしいと痛感した。
ぜひ、東京に、そして生演奏で、やってきてほしい。
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