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2005年1月30日 (日)

『オペラ座の怪人』

 とてもとても興奮した。
 「これが、ウエバーが考えていた物語なのか!」
 と、本当に彼を見直した。
 そもそも『J.C.S.』を書いたって辺りで「天賦の才」は認めていたけれど、
 この物語を構築した彼は、本当に素晴らしい。

 と、同時に、ロンドンやニューヨークでの舞台を観たくなった。
 だって、東京のは、ちょっと期待と違うのだもの・・・

 映画に魅了されるポイントは二つ。

 一つは、アップで表情を見られること、映画ならではのアングルで観られること。
 要するに「観たかったもの」を見せてもらえるし、それに過不足が無いことだろう。

 もう一つは、この物語の世界広がったこと。
 例えば、ジリー親子に関する事、、、特にメグ。
 彼女がクリスティーに対して抱いていた感情を明確に捕らえられること。
 或いは、ラウルが能無しの貴族ではなく、
 愛する者を守ろうとする姿がきっちりと描かれていて気持ちがいいこと。。。など。

 オスカー候補にならなかったのが、ちょっと不思議。
 去年『シカゴ』なんかがもてはやされて、
 それが「オリジナリティーの欠如」などと言われたことへの反発か?な(笑)
 この映画ほど「映画の可能性」を見せ付けてくれるものは無いだろうに。

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『オペラ座の怪人』 by 劇団四季 2

 さて2階席。。。

 なるほど、ファントムは、ああいう場所であんな事をしていたのか・・・と納得(笑)
 だって12日はA席で、ギリギリだったんだもの。
 この芝居は、2階席が良いね。

 ってか、最近は2階から観る快感に目覚めてしまいました(笑)

 さて、、、最高のエンターテインメントであるこの舞台ですが、
 残念ながら「感動」には程遠いもののようです。
 特にファントムに共鳴できないのが弱い。

 や、、、彼の「人となり」はなんとなく分かるし、
 自分の中にも「似たもの」はあると思うし、実際に分かりやすい役どころのはず。
 だけど、、、どことなく「違う」と思ってしまう。

 例えるなら、、、
 お金持ちのボンボンが、自分の背中にある黒子で苦悩している、、、そんな程度。
 だから、彼の辛さも痛みも、舞台の上から伝わってこない。

 だから、ファントムに魅了される16歳の乙女クリスティーヌも、理解できない。
 そもそも、16歳の乙女に見えないのも残念。

 さらに、ラウルに至っては。。。。

 たぶん、この配役のままなら、もう観る事はないと思う。

 そもそも、この隙だらけの物語には興味が持てないのかも。。。

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2005年1月28日 (金)

『オーシャンズ12』

 『オーシャンズ11』も、楽しい映画でした。

 が、、、、『オーシャンズ12』は、なかなか「お洒落」な映画に仕上がっていて、
 とっても気持ちの良い1本でした。

 何が気持ち良いって、、、、そう、Zeta-Jones 様ですっ(爆)
 『ターミナル』でも「好み!」と思って陶酔していましたが、
 『オーシャンズ12』の彼女は、もう最高です。
 スクリーンに彼女が出てくるたびに、ドーパミン最大放出してました。
 まさに「甘美」、「甘露」、、、です。

 この手の映画を観るときに、「ストーリー」なんて求めてはだめですよ。
 鑑賞すべきは「スター」がみせてくれる【美しさ】なのです。

 みかん星人が溺れたのは、「マツイ」を囲んでの場面。
 Clooney、Pitt、Damonの3人が濃密に絡むこの場面は、
 言葉にし難い「快感」に包まれますねぇ。。。

 それにしても、、、今回のRobertsは、美味しい役でしたっ。。。必見!

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2005年1月22日 (土)

『パッチギ!』

 テレビCMを観ていて、「ああ、観たくない」と思っていたのだけど・・・
 『王様のブランチ』をみていたら、
 あの『少年Mのイムジン河』が原案だと知り、
 慌てて観に行ってしまった。。。

 井筒監督の作品は『岸和田愚連隊』と『のど自慢』を観ていて、
 どちらもクライマックス処理の上手さに魅了されていたけれど、
 この『パッチギ!』のクライマックスは、最高に秀逸。

 物語は、まあ「ありがち」に進む。
 歴史を知り、問題を認識している人にとっては、「またか・・・」という内容。
 さらに暴力場面も多いので、薦めはしない。
 ただ、
 「朝鮮?韓国?併合?連行?、、、知らない」 という人には観て貰いたい。
 ただし、「歴史を知るため」でも「問題を考えるため」でもない。
 この映画を観ることで、
 「知らないことがいっぱいあるんだ、、、もっと、いろんな事を知りたい」
 という焦りの様な感触を自分の中に感じてほしい。

 若干、その時代感を出すためもあつて、無駄な場面が多い。
 これらをバッサリと切り捨てて、
 「立派な大人」として目覚める瞬間たちに焦点を絞りきっていたら、
 とてもとても素晴らしい映画になっていただろう。

 それにしても、この映画のラスト10分は素晴らしい。
 我知らず、熱い涙が溢れていた。

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『エミール・ガレ展』 @ 江戸東京博物館

 没後100年だそうで、、、白血病だそうで。


 去年の「サントリー美術館」で開かれた、情けない展覧会と違って、
 今回の『江戸東京博物館』での展覧会は、
 「エミール ガレ」という芸術家の魅力を充分に伝えていた。

 制作年代順に整然と並べられていたのだけれど、
 圧巻なのは、20世紀に入っての晩年の作品群。
 これが、驚くほど美しく展示されていた。
 まさに「天国」という感じ。

 特に、ファイバーを利用した細い光を横から当てられて、
 幻の様な碧さを放っていた【たまり水】という壷。。。欲しい。

 や、それではないけれど、
 また、買ってしまった人が、我が家におりますけど。。。

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2005年1月15日 (土)

『ネバーランド』

 イギリスだよなぁ、、、服装とか、仕草とか、K.Winsletとか(笑)

 去年観た『ピーターパン』という映画にはがっかりした。
 だから、ちょっと「危うい」と思いながら観たのだけれど、
 この『ネバーランド』は、なかなか良かった。

 大人になるのは、大変だ。。。
 愛を知るのは、苦痛だ。。。   そんなところ(*^^*)

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『ハウルの動く城』

 最高にツボだった言葉、ってか「声」は、
 ハウルがソフィーに手を差し伸べての『おいで』だった。

 ようやく観てきた『ハウルの動く城』。
 みかん星人は、宮崎アニメにはちょっと「距離」を感じている。
 まあ基本的には好きで、ベストは『紅の豚』だったりもしたのだけど、
 この『ハウルの動く城』は、文句無く「一番好き」。

 冒頭でのソフィーとハウルが出会う場面・・・もう大泣き(笑)
 その「場面の意味」も「涙の理由」も自分でしっかり理解していた。
 「うん、これだよね」と納得できる心地よさと、少しの嫉妬。
 そしてなにより、これを「あの宮崎翁(笑)」が表現したという歓び。

 ああ、良かった、早く観ていなくて。
 余裕のある時期だったら、頻繁に通っていた事だろう。

 そうそう、、、音響設計! これは「完璧」だと思った。
 はやく我が家のシステムで聴いてみたい。。。

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2005年1月14日 (金)

『ターミナル』

 舞台となった空港から、登場人物から、物語まで、
 すべて「つくりもの」な映画。

 だけど、その「つくり具合」が上手い。
 さすがSpielbergだなぁ。。。嘘が上手い。
 「ハリウッドが作る映画ってこんなんだよ」
 という典型だよね。。。良い意味で。

 みかん星人としては、Zeta-Jones様にぞっこん。
 彼女、こんな顔だったのかなぁ。。。むちゃくちゃ好みです。
 アップになって、自分を語るときの芝居、、、えかったぁ(*^-^)

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2005年1月12日 (水)

『オペラ座の怪人』 by 劇団四季

 やー、、、面白かった。

 最高のエンターテインメントですね。

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『千年火』が。。。

 素晴らしいニュース!

 こちらでも紹介した映画『千年火』が、
 あの『ベルリン国際映画祭』から正式招待されたそうです。

 いやー、、、、興奮します。

続きを読む "『千年火』が。。。"

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2005年1月 9日 (日)

そしてまた『アイーダ』 マチネ

 調子に乗って、今日も『アイーダ』を観てしまった。
 当日券で2階Sの下手。

 昨日は正面からの鑑賞だったので、
 今日のサイド席からの鑑賞では「奥行き」を感じられて、面白かった。

 福井ラダメスは、この回がベスト・アクトだと思う。
 声の出方、体のキレ、そして余裕。。。すべてにおいて本調子。

 さて、、、CDに収録されている「阿久津ラダメス」とは違って、
 福井君に感じるのは「リアリティー」とも呼べる質感だろう。
 例えば、、、「僕が間違っているとわかったんだ」という台詞。
 これは阿久津ラダメス君には似合わないけれど、
 福井ラダメス君にはとっても似合ったりする。
 「傷つけるつもりは無かった」という謝罪も、そうだ。

 そう、福井ラダメスは、女に弱い・・・気がする(笑)
 そして、それが、それゆえに、
 「たとえ百回生き返っても」という台詞を納得さてくれる。

 それにしても、『アイーダ』は大人の芝居だ。
 「自分」は何者であるのか、何者であるべきなのか。
 誰かの希望になること、期待を集めること、愛されることの重さ。
 その重さに応えつつ「自分」の命を生かすという努力。
 ここに至って、人は初めて自分の一生を「人生」と呼べるのではないか。

 たった一度の「人生」を、最高に輝かせたいと思う。

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2005年1月 8日 (土)

『アイーダ』 ソワレ

 えっと、、、酔っ払いです。

 マチネと違い、2列目中央での鑑賞は、まさに「演劇」。
 舞台にあるのは「役」を演じる「役者」であり、
 舞台に置かれているのは「景色」ではなく「背景」だった。

 その「架空の空間」の中で、古代エジプト期の人々に扮した役者が、
 「時の間を生きる」切なさを伝え、「流されずに生きる」事を目指す。

 そう、、、舞台にあるのは、はやりの「自分探し」に苦悩する若者たち。
 迷いつつ、ためらいつつ、それでも「これが私だから」と決断する。
 その決断に際しての、
 濱田アイーダが(本当に)流していた涙と、
 福井ラダメスの心の底からの叫びと、
 森川アムネリスの胸が詰まるような重苦しい苦悩が、痛々しい。

 この演目は、一人でも多くの「若人」に観てほしいと痛感した。

 ぜひ、東京に、そして生演奏で、やってきてほしい。

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『アイーダ』  マチネ

 正味2時間30分だけれど、本当に「あっ」と言う間。

 今回は2階のB席中央で鑑賞。
 そのお陰か、舞台全体が「映画のよう」に感じられた。
 「役者」ではなく「役」が存在し、
 「装置」ではなく「場」が存在し、
 とても悩ましい愛情の交錯が堪能できた。

 また、みかん星人が大好きな「時」も、強く意識できた。

 前回と大きく違いを感じたのは、アイーダとアムネリスの関係。
 「互いを理解する」という交流に心を揺すぶられた。

 さて、、、ソワレに出発である。

 遅めの昼食とビールを入れたので、
 2列目からの鑑賞に酔えるといいな。。。

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2005年1月 7日 (金)

やっと正月気分?(笑)

 気がついたら、7日だった。
 今年は本当に時の流れが速くて、
 「もう、一週間も経った気分だ」
 と思ったら、本当に一週間だったんだけど・・・

 いつのまにか始まっていた10日過ぎからの仕事をほおって、
 今日は大阪に来ております。

 明日はお昼に『アイーダ』を観て、夜に『アイーダ』を観ます(爆)
 (あ、、、メントレは市村さんだ・・・)
 出来れば『マンマ・ミーア』も観たかったけれど、遠慮しました(笑)


 と、いうわけで、劇場の隣にある宿から・・・

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2005年1月 1日 (土)

紅白歌合戦、、、雑感

 いろんな歌があるのだなぁ、、、と思った。

 本当に「詩」を歌っている曲もあれば、
 「歌詞」としてしか成立し得ない曲もある。
 かと思えば、「小説」のように深みのある歌がある一方で、
 ほとんど無意味な内容の歌もあったり。

 これが「2004年を代表する」となると、
 日本人の多様性というか、階層を感じてしまう。


 歌として「素晴らしい」と感じたのは、意外にも「浜崎あゆみ」だった。
 もともと彼女の事は歌い手として好きなのだけれど、
 紅白で彼女が装着していた「マイク」がとても良かった。。。
 そう、音が良かったのだ。
 他の人がありきたりの「マイク」を使う中で、
 彼女は「ヘッドセット・マイク」を使っていた。
 そのおかげで、彼女の声はとてもリアルに伝わってきた・・・
 ゾクゾクするほど。


 いつもは観もしない歌手たちをこうして見ていると、
 「みんな、プロなんだなぁ」と思う。
 歌の上手い下手という問題を超えて、何かを伝えようとする力がある。
 この「力」は本当に貴重で、暖かいものだと思う。

 見習いたい。。。

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