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2004年6月28日 (月)

たつやせっしょん @ stb139

音楽を聴いて、その感動を言葉で表現するのは難しい。

それでも例えば「クラシックの名曲」とか「ジャズのスタンダード」ならば、
「ベームのよりも饒舌だったけれど斬新ではなかった」だの、
「ロンドン程にはセクシーでないものの恥らいの中に華があった」だのと、
比較する対象がある場合はなんとかなるだろう。
しかし、スタンダードでもない音楽の、
しかも、個性豊かなアーティストたちが瞬間に織り成す奇跡のような煌めく時間を、
どのようにしたら「言語」へとトランスレーションできるのだろうか・・・

今夜の音楽は、しかし、私にとっては明確だった。。。。
「何もかもが最高だった」このタイトルと共に、
今夜のライブは私の心にいつまでも残るだろう。

大好きな甘酸っぱいメロディーと立ち止まることを許さない軽快なリズム。
せつなく身を捩るように迫ってくるヴァイオリン。
自由に軽快に乱舞し新しい快楽のポイントを見出し導くピアノ。
永遠に緩急を織り交ぜた愛撫を続けるかのようなギター。
堪え切れずに喘ぎ続けているサックス。
狂喜の中で正確さを維持し、時に乱雑に押し倒してくるドラムス。
そして、総てを支え、煽り駆り立て鼓舞しつづけるベース。

「音楽を聴く歓び」を感じさせてくれるだけでなく、
「いま、こうして生きている事の嬉しさ」までをも感じさせてくれた。

これは、相手と時と場所の奇跡が生み出す恋愛の結晶と、同じだ。

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