お知らせ。
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いわゆる「カルト映画」と呼ばれる映画が数ある中で、
この『まぼろしの市街戦』ほどに美しい映画は無いだろう。
(『ある日どこかで』も綺麗だけどね、、、)
1966年にフランスで公開されたが、
当時のフランスの事情もあって評価されなかった。
(『シェルブールの雨傘(’64)』で描かれたアルジェリア戦線の後)
その後、
ベトナム戦争反対運動が盛り上がっていたアメリカで公開されると、
「ヒッピー文化」に支持されてロングラン上映されたと云う。
日本では1967年に劇場公開されたそうだけど、
みかん星人が観たのは1974年のテレビ放送。
その後も東京12チャンネルで何度も放送された。
中学生だったみかん星人にはたいそうな刺激で、
こんなおぢさんになってしまった要因の、間違いない一要素だ。
(当時の東京12チャンネルは、
『モンティーパイソン』とか『世界の料理ショー』とか、
ほんとに悪影響の強い番組が多かったののよね。。。)
この『まぼろしの市街戦』が、いま、
デジタル技術で修復されて、なんと、映画館で上映されている。
DVDは持っているものの、スクリーンでは観た事がない。
と、いうわけで、、、観に行ってきた。
詳しいことは公式で。
東京では今月11月23日まで。
その後各地で上映されるとの事。
さて、「続き」の中で、もう少しだけ書いてみよう。
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『The Greatest Musical Concert』を観てきた。
とても不思議な興行で(笑)
会場ではプログラムも売られてないし、
セットリストも配られず、終演後に貼りだされるばかり。
参加したミュージカル俳優たちのCDの販売すらなく、
「ホリプロがこれから扱う舞台のチケット」だけ売られていた。
(あと、柿澤くんのFC入会窓口はあった(*^^))
公式ページも(残って)ないので、
まずは、ここにその諸元を記録しておきたい。
出演者は以下の通り(ホリプロのページに掲載されていた順)。
【キャスト】
ルーシー ヘンシャル(Ruthie Henshall)
福井晶一
柿澤勇人
海宝直人
咲妃みゆ
ゲスト
石丸幹二
濱田めぐみ
コーラス
家塚敦子
(東宝養成所や劇団四季を経て、
『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー』(ビリーの母役)
『ウェディングシンガー』など)
池谷京子
岡田 誠
田川景一
【スタッフ】
構成・演出:寺崎秀臣
(東宝ミュージカルを多く手がけ、
『紳士のための愛と殺人の手引き』など演出)
音楽監督:鎮守めぐみ
(劇団四季で活躍していた音楽監督)
編曲・指揮:森亮平
(『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』で指揮)
美術:土屋茂昭
(金森氏の弟子で、
『キャッツ』や『李香蘭』『エビータ』『鹿鳴館』を担当)
照明:柏倉淳一
(舞台照明「オールライトアソシエイト」の代表で、
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』や数々のコンサートを担当)
音響:大野美由紀(2014年『Live Airline』担当)
衣裳:及川千春(2016年『濱田めぐみ20周年記念コンサート』担当)
舞台監督:北條孝(『ナイツ・テイルー騎士物語ー』を担当)
主催:ホリプロ 読売新聞社
企画制作:ホリプロ
-- 以上 --
この「錚々たるメンバー」での、たった4回のステージは、
思いの外に素晴らしいミュージカル・コンサートで、
2時間10分があっという間だった。
何度も書いているが、
基本的にミュージカルのコンサートは敬遠している。
細切れにされた物語の一部を聴かせられても物足りないし、
「その前後も聴きたいんだよぅ」
と思ってしまうからだ。
だが今回の『The Greatest Musical Concert』は違っていた。
一曲一曲は確かに「物語の一部」ではあるのだが、
その曲が奏でられると、舞台の上には「物語の総て」が蘇り、
作品全編を一瞬で堪能したかのような満足感が得られた。
取り出された曲に、これほど圧倒される経験は初めてだし、
胸が熱くなり、涙が止まらなくなってしまうのも初めての経験だ。
おかげで昼だけの予定だったのに、慌てて夜のチケットを購入。
(昼は「Aプログラム」、夜は「Bプログラム」だったのもある)
「続き」の中でセットリストを掲示して、もう少しだけ詳しく。
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制作発表にも臨席して期待を募らせていた舞台、
もちろん我らが上野聖太くんがアンサンブルで出演してる、
「ミュージカル『生きる』」の初日を観て来た。
詳しくは公式ページで。
相変わらず・・・たぶんずーっと変わらないんだろうけど(笑)
混迷する「赤坂ACTシアター」のロビーでは、
こんなカクテルが用意されている。
題して「バースデーキャンドル」というもので700円だ。
他にも「たらいまわしのロールケーキ」なんてのもある。
スペシャル・ドリンクの以外にも「ぜひ」と薦めたいのがプログラムだ。
まるで劇団四季のプログラムのように読みごたえがあるし、
ホリプロらしい写真の扱いも楽しい。
一部1600円と値段は東宝的だけれど(笑)ぜひ手にしていただきたい。
上演時間も手ごろだし、ともかく間違いなく面白い作品だ。
ミュージカル『生きる』の「面白さ」には二つのポイントがある。
ひとつは「舞台芸術」としての面白さ。
そしてもう一つは「映画『生きる』の補完作品としての面白さ」だ。
だから、映画『生きる』が大好きな人にこそ、この舞台は観てもらいたい。
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オフ・ブロードウェイで好評を博したらしいミュージカル、
『 In This House ~最後の夜、最初の朝~ 』の初日を観た。
掛っている小屋は、池袋にある「シアターイースト」。
まさに「オフ・ブロードウェイ・サイズ」の劇場なので、
これがきっと最適な環境での上演と云うことだろう。
いつものように、詳しいことは公式で。
華やか、煌びやかな作品では無いものの、
「ミュージカル作品こそ、大切なのは物語!」を再認識できるし、
その上もちろんメロディーの美しさにも魅了され、
適度に散らされたユーモアにリラックスもできる。
これは、とてもバランスのいい素敵な作品だ。
もし観に行けるのなら、15日までの上演なので、
迷わず劇場に向かってほしい。
上演時間は休憩なしの90分。
そうそう・・・公式ページにも大きく書かれているが、
この舞台には「字幕」が読める席がある。
日本語の字幕もあるし、英語での字幕もあるそうだ。
なかなか面白い工夫だと思う。
また、
「学生にほんものの舞台を観てもらう機会」
を提供する【カルチケ】という仕組みもあるので、
学生諸君は、この取り組みにも注目してほしい。
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黒澤明監督が亡くなられて(今年の9月で)20年。
それを記念して、
黒澤監督の名作『生きる(1952年)』がこの秋にミュージカルになる。
との事で、その制作発表会に行ってきた。
会場は「ないしょ」との事だったんだけど、
分かる人には何処だか判っちゃう写真を貼っておこう(笑)
赤坂ACTシアターで10月8日~27日の全26公演が予定されている。
主演は市村正親くんと鹿賀丈史くん。
そして、なんと、
我らが上野聖太くんがアンサンブルとして出演する!
既に充実したワークショップもこなし、
いよいよキャスト先行予約の受付も始まった。
このブログとしても、大いに応援したいので、
これを読んで興味を持たれたら、
ぜひ上野くんのページからチケットを確保しょう!
さて、、、「続き」の中では、映画『生きる』に関して。
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シュースター先生のコンサートに行ってきた!
・・・とは言うものの、
ミュージカルが大好きと豪語しているものの(笑)
みかん星人は『glee』を観てない(^^ゞ
と、いうわけで、みかん星人的には、
『Finding Neverland』のマシューモリソンを聴きに行った・・・
という次第。
コンサートは東京でたった2回。
「Billboard Live」の大阪と東京で1日ずつという、
実にレアなパフォーマンスで、ほんとにもったいない(笑)
ここのところ「コンサート」という形式から遠ざかっていて、
良く考えたら、それこそ『トニー賞コンサート』以来なので(^^ゞ
なんと、ほぼ1年ぶりに音楽を堪能した。
そして、、、泣いた(笑)
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2014年の初演から魅了されている『BEFORE AFTER』。
今回で9回目の再演となる。
観る者(みかん星人)の経年劣化による印象の変化ばかりでなく、
演じる俳優(の組合せ)によっても大きく変わる作品なので、
再演の度についつい行ってしまう。
そも短期間にこれほど再演される作品は珍しい。
各再演での上演回数が短いとは言うものの、
いつも客席が満席なのも、この作品の魅力の表れだ。
この『BEFORE AFTER』に、
演劇集団キャラメルボックスの多田直人くんが登場した。
キャラメルボックスはミュージカルを上演する劇団ではないし、
多田くんも「ミュージカル童貞」とつぶやいている。
とはいえ、キャラメルボックスの作品は、
役者が歌いはしないものの音楽をふんだんに使っていて、
「ミュージカル的な舞台」になる事が多い。
それに、
多田くんは10年ぐらい前「ペリグリーズ」というデュオでCDも出して、
キャラメルボックスの舞台の中で歌ったこともあった。
また、キャラメルボックスがこの5月に掛けるのは、
多田くん主演の『無伴奏ソナタ』という大傑作なのだけど、
これはある意味で「ミュージカルの原点」とも言える作品で、
その魅力の鍵を握っていたのも多田くんだった。
とはいえ・・・16曲の、大変に繊細に作られたミュージカルを、
最後まで存分に楽しむことができるのか・・・・
少々、というか考えれば考える程に不安が募ったのだけど(笑)
ともかく、多田くんのミュージカル・デビューに立ち会った。
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14年目となります、、、
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